フルオーダーだから叶うマリッジリングストーリー ・ストレートリング編の③
こんにちは!
ワン・フォー・ツーの富田です。
クラシカルで使いやすいデザインのストレートリングのデザイン解説③、
今回は「色々なデザインのリングを並べてみました!」です。
①でもお話したように、ストレートという形状は同じでも、
断面(リングを中心で縦に切った時に出てくる形状)で醸し出す雰囲気はかなり変わります。
↓ の画像はサイズ・厚さ・幅は同じです
向かって右2本のリングはカルティエやピアジェなどヨーロッパのハイブランドでよく見られるデザイン。エッジの効いたボリューム感のあるリングは、骨格のしっかりした欧米人の長い指に合うのでしょうね!
右から3本目は日本の老舗ブランド、ミキモトなどで見られる真ん中にエッジが立ったデザイン。センターのラインが指をすっきり見せるリングではないでしょうか。
向かって左から3本目はコンビ(2種類の金属使い)のリング。様々なブランドで見られるリングで、一見派手そうだけど、一緒に身に着けるアクセサリーの金種を選ばないので、おしゃれな方に人気です!
そして、形状と一緒に表面加工によるリングの表情の違いも大事なデザインのポイントと言えます。一番左はハンドハンマー仕上げ。
左から2本目はヘアラインという細く細かいラインをリング表面に付けて、マットな輝きにした加工。キラキラした輝きが苦手という男性にマットな表面加工は人気です。
だけど、ジュエリーやブランド通でなければ、
「半甲丸リングに表面はヘアライン加工のリングが良いな!」とか、
「ブルガリっぽいエッジの立ったデザインのリングが良い!」とかわかりませんよね?
3ステップオーダーなら、こうやって、色々なリングを3D画像で沢山見比べることができるのも嬉しいポイント!
色々なデザインのリングを様々な角度から見ているうちに、
「あ!これ好きかも♪」というデザインが見つかるはず。
見つかったら、傾向の似たデザインを色々見て、最終的に一番しっくりくるリングに決めるのが良いと思いますよ♪
フルオーダーの結婚指輪、どうやってオンライン注文するの?
こんにちは!
ワン・フォー・ツーの富田です。
今回は、
「まずそもそもどうやってオンラインでフルオーダーの結婚指輪を注文するの?」
についてです。
専用サイトも開設したし、LINEでの問い合わせ準備も、そしてブログも開設して、
準備万端と安心していた私!
だってYOUTUBEで説明動画だって作ったし♪
でも、「あれ?肝心のフルオーダーの仕方はどこを見てもわからないじゃない!!!」
ということで、今回は実務的に解説!
オンラインで作るフルオーダー結婚指輪の仕方です。
現在、オンライン注文は、
・Skype
・ZOOM
上記2つのミーティングツールで対応させていただいております。
※ちなみにですが、パソコン上でのミーティングは、お送りするURLからログインしてご参加いただけますが、スマホからですと、どちらもアプリのダウンロードが必要になるようです。
流れといたしましては、
・サイトより、メール及びLINEにてお問合せください
・メール及びLINEでのご相談日時の調整
・ID記載のミーティングご招待のご送付
・ご指定のお時間にオンライン・ミーティングスタート!
オンラインでのオーダーが可能なのは、画面共有にて、こちらで操作している3DCAD画面をご覧いただきながら、リアルタイムでオーダーが承れること。
↓ こんな感じです
そして、ご相談いただいた内容のリング・デザインは、綺麗なレンダリング画像をメールやラインでお送りいたしますので、打合せが終了した後も、お2人でごゆっくりご検討いただけます。また、ご希望の方には、お見積書も一緒にお送りいたします。
↓ こんな感じです その2
結婚指輪を決める際、下見は大切!
なのでもちろん、ご相談やオンライン・フルオーダーの体験だけでも大歓迎です!
ご自宅にいながら、3D画像でお気に入りのデザインがライブ感覚で出来上がっていく楽しさをぜひ、ご体験ください!
フルオーダーだから叶うマリッジリングストーリー ストレートリング編の②
前回は王道の甲丸・半甲丸ストレートリングの説明をいたしましたが、
女性の憧れ、主なハイブランドの中から3メゾンの甲丸・半甲丸リングのデザイン傾向を
独断で検証してみました。
検証方法は実際のリング画像を基に3DCADで作ったリングのレンダリング画像をそれぞれ添付いたしました(マニアックですみません)!
比較・検討したブランドは下記3社
・カルティエ(パリ/フランス)
・ブルガリ(ミラノ/イタリア)
どのブランドも日本でも人気かつ、お国柄も違うので、この甲丸・半甲丸ストレートリングというコアなくくりの中でも何か違いがあったら面白いなと思ってます!
あの水色の箱とリボンのパッケージがすでに憧れのアイコンと化しているティファニー。
デザインも他2社にはない可愛いものやシルバージュエリーも扱っているので、日本女性には一番手が届きやすく、リアルな憧れブランドのような気がします。
そして、甲丸マリッジのデザインは、丸みが穏やかなすっきりフォルム。
ニューヨーク・モードのように、シンプル・エレガントの流れを汲んでいるのでしょうか?
このリングが似合う花嫁さんは、
真っ白なシルクサテンのAラインドレスにモダンなブーケって感じ♪
なんと16か国の王室御用達のジュエラーであるカルティエ。
アールデコ・スタイルのモダンで直線的なラインのデザインはスキの無い美しさ!
深紅のボックスにロイヤル感と、ジュエラーとしての誇りが感じられます。
そのカルティエの甲丸マリッジ「1895」のフォルムは、断面が美しいオーバル型
ティファニーより、より丸みを帯びたフォルムは甲丸リングのお手本のよう均整の取れたリング。
このリングに合う花嫁さんは、
リバーレースのマーメイドドレスに深紅の薔薇のブーケという感じでしょうか!
ブルガリ
最後はイタリアのハイ・ジュエラー・ブルガリ。
アールデコの様式がもてはやされる中、ギリシャの建築様式や古代ローマの様式美をモチーフにした、グラマラスなデザイン。
それは甲丸リングにも表れていて、細い2mm幅のリングの断面は真円に近いボリューム感のあるフォルム。そして3mm幅はかっちりとした平甲丸。
肩や背中が見えるデザイナーのドレスと構築的なフォルムのブーケ
そんな花嫁に合いそうです!
でも、こうして画像を並べてみると、かなり細やかな差ですね…(^▽^;)
フルオーダーだから叶う結婚指輪ストーリー・ストレートリング編①
3ステップフルオーダーがおすすめの理由!
ストレートリング編の①
甲丸・半甲丸デザイン
結婚指輪とい聞いて、この形を思い描く方が多いのではないかと思う甲丸・半甲丸ストレートリング。
シンプルでクラシカルで使いやすいデザインだからこそ、アレンジ次第で様々な表情のデザインになるというか、変身します!
角の無い緩やかなオーバル形状を持つこのデザインは、使いやすくクラシカルで、最も定番と言えるデザインです。
そのメリットは
- 角ばったところが無いので、ひっかかりがなく、装着感がソフト
- 変形しにくい
- リング表面に反射する光沢が柔らかでデザインに癖が無いため、服装を選ばない
上記特徴が挙げられます。
そのため、あまり主張のあるリン苦手という男性にも抵抗なく身に付けられます。ただ、個人的には、くせがないシンプルなデザインだからこそ、ボリュームが欲しいからと、ただ幅広とかにしてしまうと、ちょっと野暮ったくなってしまう気もします。もちろん、好みの問題もありますが…。
でも、例えばダイヤモンドをセットすれば華やかなリングにもなりますし…、
またはミル打ちという古のヨーロッパ伝来の技法を入れたデザインにすると、クラシカルかつフェミニンは印象のリングになります。
ヴァンクリーフ&アーペルとかがお得意の技法・デザイン♪
このようにシンプルな甲丸ストレートデザインのリングでも、幅やデティールによって、あなたにぴったりのリングは十人十色となるんですね!
悩ましいところです!
3ステップオーダー・ブライダルリングなら、
リングサイズだけでなく、リングの幅もオーダーできます。
断面も、「もう少し直線的が良い」とか、「もっと丸く」とか、そんなご要望もその場でご確認・検討できます。
同じデザインでも、幅は2mmが良いとか、3.5mmが良いとか、そして身に着ける方の手の大きさ・指の長さ・お好みに合わせて調整したいですよね!
シンプルなデザインだからこと、指に似合うボリューム感や細やかなデティールは大事です。
そういった様々なご要望がワン・フォー・ツーの3ステップオーダーなら、3Dデータで確認できるのが大きなポイントです!
ワンステップオーダーの簡単な説明はこちらの動画からご覧いただけます
これからのマリッジリングは選ぶだけでなく、自分お好みをデザインしていくことも、ぜひ選択肢にしてみていただけたら、幸いです!
はじめまして!3DCadでジュエリーを作っているジュエリー・デザイナー兼3DCADオペレーターです
はじめまして!
プロフィールにも記載しておりますが、個人で主にオーダージュエリーを
3DCADでデザイン・作成しています。
個人で始めたのは昨年ですが、デザイナーとしてのキャリアは12年以上、
CADオペレーターとしては8年以上のキャリアがあります。
とは言っても知名度はまだ無いし、「これができます!」と言っても、
高価なジュエリーの作成依頼をするには、「得体が知れない!」と思われてしまってることと思います。
私がこのブログを始めたのは、
①上記の「得体」を少しでも知ってもらうこと
②お客様に新しい形でジュエリーがもたらす楽しさや喜びをご提供することの意味
③時にはデザイナーとしての自分を形成したマニアックな趣味を話したい?
という上記理由によるものです。
でもその中で、一番大きい理由が、②です!
なぜなら、ジュエリーという美しい存在を通して、お客様に楽しさだとか、喜び、はては“愛”などを提供する方法って、5Gが出た(今はまだ広まってないけど…)今でも、数世紀前の昔とあまり変わっていないと感じているからです。
もちろん、古からの技術、製作方法、ブランド・ジュエラーの素晴らしさ!
を否定するつもりは全くありませんし、むしろ愛しています。
でも、新しい時代に則したジュエリーの楽しみ方がもっとあっても良いと思ってます。
そんな思いでこのブログをはじめました。
次回以降、私のプロフィールをお話しつつ、まずはブライダルジュエリーのデザインについて、お話していきたいと思いますので、これから結婚指輪を検討したいと思っていらっしゃる方々、いつかのために参考にしたいと思う方々の目に留めていただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。