大和撫子とストリートな彼の結婚指輪 ~その2~
こんにちは!
前回の続きです
私 「新郎様ははじめましてですね!今日はよろしくお願いいたします。」
新郎A様「よろしくお願いいたします。」
私 「まず最初に、これは絶対に外せないというデザインのご希望がありましたら、聞かせてくださいね。」
新郎A様「
私 「結婚指輪は、毎日どんな時も身につけるという事が前提なので、基本皆様、
新婦S様︎「
新郎A様「自分はカッコいいデザインか好きだけど、
上記のお話からそれぞれ具体的なお好みをお伺いし、初回は、1時間ほどお話させていただきました。
伺った内容を踏まえまして、今回はフルオーダーで結婚指輪の作成となりました。
次回、
・・・その3に続きます。
大和撫子とストリートな彼の結婚指輪 ~その1~
こんにちは!
数年来のリピーター様からのご紹介で、とても素敵なカップルさんのお話です。
Sさんは神奈川県内でOLをなさっている20代の女性。
長い黒髪とお雛様のような顔立ちが可憐ですが、お話をしてみると内面はしっかりとした素敵な女性でした。
式は当面あげずに、Sさんの来月の誕生日に入籍予定とのことらしく、結婚指輪の作成のご相談のご連絡をくださいました。
「何かご希望のデザイン等、ございますか?」
「私はシンプルでダイヤが少し付いたリングが良いのだけど、彼は違うようです。」
「男性様はシンプルなデザインをお好みになる場合は多いのですが、お相手様は違うのですね。
Sさんから見て、彼はどんなデザインが好きそうですか?」
彼女は少し首をかしげて、
「う~ん、彼の好みは何となくわかるのですが、どう説明したら良いのかな?
ゴツめのデザインとか?
彼、服装がストリート系なので。」
勝手ながらイメージしていた彼女のパートナー様像とは予想外のご返答!
「そうなんですね!では、一回お2人でご相談にいらっしゃいませんか?
お2人のご希望に沿うよう、彼のお話もぜひ伺いたいので。」
「2人で相談に行きたいのですが、彼のお休みが平日で、私の休みが休日なので、時間合わせがちょっと難しいです。
宣言明けで、二人とも忙しくて…。」
「では、ZOOMでのお打ち合わせではいかがですか?
お仕事終わりの夜とかでも、いくつか候補日をいただければ、対応させていただきます。」
「ZOOMでも大丈夫なんですね!わかりました。
彼と相談して、日程調整して、ご連絡いたします!」
・・・その2に続きます。
眞子様とティアラの未来
眞子様とティアラの未来
こんにちは!
初めての時事ネタです。
今年年内にご結婚予定と報じられている眞子様。
遡ること2011年、眞子様20歳の時に製作されたティアラは、
株式会社和光社製で2856万円だったとのこと。画像で拝見したデザインのテイストは、アールデコ風のシャープで規律的な曲線が凛とした美しいデザインです。
宮廷費で製作されたティアラは国の所有物なので、降下した際には返却義務があるらしいです。となれば、20歳の時に作られたティアラをかぶる眞子様のお姿はおそらく今後拝見することはないと思われます。
そして、国家財産として残ったこのティアラは、今後、未来の皇族のお姫様がかぶることになるのでしょう。
ただ、高貴な宝冠とか宝物には所有した方の思念などが宿りそうなので、未来の皇族のお姫様の中で身に着けたいと思う方は出るのでしょうか?
彼女の縁談に関して、同じ立場を経験したことのない私ごときが何か言える立場ではないし、皇族としての立場であっても、現代は自分なりの幸せをがむしゃらに追及する権利はあるのかもしれません。
とはいえ、この縁談の一連が、多くの日本国民が言わずとも心に抱いていた"皇族に対する敬愛の情"というものに少なからず影を落としたのは確かだと感じます。
日本中、できることなら眞子様の幸せを心から祝福したいはず…。
最終的にはどうなるのでしょうか…?
画像はティアラデザインのリング
※ 眞子様ティアラのデザインには関連ありません
ティアラを戴く意味とは? ~Bridal Jewelry~
リボン・ティアラのエンゲージリング
こんにちは!
ジュエリーをデザインするにあたって、古の王妃や王女のティアラを参考にすることがあります。
贅を凝らしたハイジュエリーのティアラは、ため息が出るほど美しいし、時代を超えてデザインもとても洗練されていますよね!
でも、ふと思うのが、ティアラの美しい煌めきには同時に権威の象徴とその権威に伴う責務の重さも詰まっているということ。
ヨーロッパの姫君達は戦争などの時、率先して傷ついた兵士達の看病をしたり、領地を統治したり、または国益を考え、意にそぐわぬ結婚を受け入れたり…。
煌めくティアラを戴く姫君達に憧れる女性は多いけど、実際の彼女達はどんな思いだったのだろう…?
そんな美しいだけではないティアラの存在が、様々なイメージを掻き立ててくれます。
Instaに動画投稿しています!
リボン・ティアラのエンゲージリングは、リボンでペアシェイプのダイヤモンドを結んだデザイン。
ブーケに見えるエンゲージリング ~Bridal Jewelry~
ブーケに見えるエンゲージリング ~Bridal Jewelry~
こんにちは!
ジュエリーの専門学校を卒業して入社2年目頃、
あれから10年以上、
飽きの来ない恒久的なデザインの中に私がこだわっているデザイン
身に着けた本人は意外と、
だから真上のデザインだけでなく、
Instaに動画投稿しています!
https://z-p15.www.instagram.com/p/CSOtvminxYD/
このエンゲージリングは上から見たら、定番のデザインだけど、
セットになるマリッジリングはそのブーケにかかるリボンが流れる
幸せなジュエリーの話① ~Ruby Flower Ring~
こんにちは!
今年のはじめ、「若い頃使っていたルビーのリングを、娘と一緒に使えるようにリフォームしたい」とのご依頼がありました。
業界で言うところの取巻きリング
ご提示した3つのデザインの中からどれにするか選んでいただこうと進めていたところ、なんとお母様と娘さんで意見が分かれてしまったのです。
でも結局、お母様が、大学入学のお祝いとして娘さんの好きなデザインでお作りすることになりました。
こちらが出来上がったリング!
このリングはお母様の元で数十年生きてきて、また生まれ変わって、今度はお嬢様の元で数十年生きていく。
もしかしたら、そのお嬢様のお子様の元で、また生まれ変わって、数十年生きるかもしれない…。
宝石に心があるかはわからないけど、人が心を込めたくなる魅力はありますよね。
ティアラについて思うこと① ~オリーブ冠~
こんにちは!
久々のブログです。
東京オリンピック開催真っただ中、メダリストが頭上に頂くオリーブ冠。
今大会で、優勝者がかぶっているのを見ていない気がするのですが、東京では授与しないのかな…?
アテネオリンピックでは全ての競技のメダリストがかぶっていた記憶があって、
この冠には、かぶったアスリートを男性でも女性でもキラッキラッの美人にさせる魔法があると個人的に感じています。
もちろん、メダリストの皆さん、最高に幸せな瞬間を味わっているから、かぶってなくても輝いているのですが、オリーブ冠にはその輝きを増幅させる魔法があるように感じるんです!
そして、たとえ貴金属でできていなくても、それこそがティアラの威力だと思っています。
優勝したアスリートの気持ちって、今までの努力、サポートしてくれた方々への感謝、優勝できた幸運等々、様々な感情のビッグウェーブをサーフィンしている感覚なのかな…?と凡人の私では実感できないことを想像しつつ、この異例のオリンピック下、選手の方々には心ゆくまで競技を楽しんでもらいたいと願っています。
そして、大事無く、無事に閉会できますように!
頑張れ!日本!!